2017.09.05 Antique White Heart Necklace Special Edition

一気に秋めいてきましたね。

このような、更新の悪いブログながら覗いてくださりありがとうございます。

さて、日々製作していて常日頃より思うことは、贈った方に長く身につけていただきたい、

そして受け継いでもらえるようなものに育ててもらえたら、

などと一方的に考えたりしております。

アンティークと呼ばれるものなどは、人の手から人の手へ、国や大陸を超え、

時代を乗り越え受け継がれます。

形あるものはいつか壊れるなんて言いますが、良いものは一生大事に受け継がれる。

我々もそんなものが創りたい。創れたら、と思うのでした。

今回ご紹介させて頂く商品は、正にそんな受け継がれし素材たちの集合体。

今後きっと二度とご提案できないであろうと思われる、奇跡の巡り合わせとなりますので、

是非商品説明ご覧下さい。

 

Antique White Heart Special Edition

Bisbee x 金赤Antique White Heart

価格  ¥36,000 + tax

現代品やアンティークに似せたコピーが氾濫する

昨今のホワイトハーツ市場において入手が非常に困難となってきている

1800年代のヴェネチア産 “金赤アンティークホワイトハーツ” をベースとし

アシンメトリックに配置されるのは、このネックレスの主役とも言えるビズビーターコイズ。

ビーズとしては殆ど市場に出回ることのない ビズビーだが

今回奇跡的に入手に成功。

 

そして我々ならではのスライスされたオールド1ドルコインにより製作される

パイプビーズがそえられることで完成するスペシャルネックレス。

ビズビーターコイズ特有のチョコレート色のマトリクスが、

金によって発色されたアンティークヴェネチアンのピンクがかった品のある赤にとけこみ

オールドコインの表情を残す鈍く光るパイプビーズが

一層ビズビーの鮮やかで深みのある青色を引き立ててくれる。

それぞれの素材が独自の特徴を持ち合わせながら、見事に一つに融合している。

従来同様、丈夫なシニュウ糸を使用したSカン留め仕様で全長約59cm

手首に3連巻きのブレスレットとしてもご使用いただけるサイズ。

金赤アンティークホワイトハーツは4mm程のやや小粒の物を使用しているので、

Sカン側よりお手持ちのトップなども通しやすくなっている。

もちろん、そのままつけていただければ抜群の存在感を示してくれる。

こちらは今回仕入れ分限りの数量限定商品となりますので、無くなり次第

販売終了とさせていただきます。

それぞれに時代を乗り越えてきた素材たちは独自のオーラを放っており、

不思議とずっと眺めていたくなる程です。

是非!

以下素材についても少し補足しておきます。

ご興味のある方はご参照ください。

 

 

 

Bisbee Turquoise

アリゾナ州南部の町ビズビー近郊で1970年代に本格的に採掘が始まった

世界的に非常に有名なターコイズ。

クイーンズ・マインという巨大銅山から副産物として産出した。

鮮やかで深い青色の石に赤に近いチョコレート色のマトリクスが混じって

少し紫がかって見えるのが特徴。

石の色も幅広く、透明感のある明るい青から濃い青までと、緑がかったものもある。

ビズビーは70年代をピークに大量に採掘され、現在は閉山している。

その稀少性、独特の色、硬度の高さが人気と評価につながっている。

 

金赤 Antique White Heart

ホワイトハーツはトレードビーズの中でも最もその名が知られ

ネイティヴアメリカンも愛したビーズの一つ。

アンティークホワイトハーツと呼ばれる1800年代〜1900年初頭までに造られたもののほとんどが

イタリアのヴェネチアで造られ、

アフリカ、アジア、北米大陸のネイティヴアメリカンと広い地域に渡って輸出された。

時代の古いものほど深みのある赤色をまとっており

今回使用しているのは1800年代の古い世代のもので鮮やかな赤を発色させるために

金属の王とも言える金を使っていることから “金赤” と呼ばれている。

特徴としては、ピンクがかった赤で最も品格があり高級感のある落ち着いた赤色をしている。

近年では、大変希少となっており、入手が非常に困難になってきている。

Old $1coin Pipe Beads

オールド$1コインパイプビーズは、日々の制作時に使用している

MorganDollarとPeaceDollarのいずれかを使用して製作しています。