2018.5.22 ANTIQUE WHITE HEART SPECIAL EDITION / OLD BLUE JOCLAS PATTERN
前回も大変ご好評頂いた
“ANTIQUE WHITE HEART SPECIAL EDITION” から
また新たな数量限定商品のご紹介です。
今回は特に希少な Old Blue Antique White Heartを使用。
昨年より構想していたものの
ご提案に至るまでの数が揃わず
幾多のアンティークビーズディーラーとの新たな出会いの中で
納得のいくOld Blueの収集に奔走。
我がシルバースミスが自信を持ってご提案するこちらのビーズ。
数多くの収集により可能となった
異なるブルーのグラデーションは他に類を見ない美しさを秘めています。
過ぎてきた時間の長さを感じられる趣深い青。
これからの季節はもちろん
是非手にとって頂きたい商品に仕上がりました。
:: Heishi x Old Blue Antique White Heart Joclas pattern ::
アンティークホワイトハーツの中でも赤色に比べ圧倒的に入手が困難とされる
1900年代初頭のヴェネチア産オールドブルーホワイトハーツ。
今回このアンティークだからこその深みのあるスカイブルーをお届けしたく
このネックレスのベースとしている。
またセンター部にはヒシと呼ばれるサントドミンゴ族に代表される
貝でつくられたビーズをポイントとして配置。
このヒシが持つ白色がスカイブルーをさらに引き立てる。
そして両サイドの付け根部分には
おなじみの金赤ホワイトハーツのレッドが配置される。
このとりわけビビットな色の配色は
ジャックラスと呼ばれるナバホ族伝統のイヤリングの色の配置に他ならず
今回のプロダクトのテーマともなっている。
また、この中でスカイブルーと白のビーズは空を連想させることから
ネィティブアメリカンたちが特に愛し好んだビーズの色である。
これは私見に過ぎないが、
一連の中で使われる赤色はきっと大地を表すように感じる。
今回のANTIQUE WHITE HEART SPECIAL EDITIONでは
我々がネィティブアメリカンの精神性の豊かさから感じとり、
時代を超えてもなお色褪せることなく受け継がれるスピリットを
アンティークビーズにより表現したプロダクトとなっている。
品名 Heishi x Old Blue Antique White Heart Joclas pattern
価格 ¥22,500 + tax
サイズ 全長 約59cm
従来同様、丈夫なシニュウ糸を使用したSカン留め仕様で全長約59cm
手首に3連巻きのブレスレットとしてもご使用いただけます。
オールドブルーホワイトハーツは3.5mm程のやや小粒の物を使用しているので
Sカン側よりお手持ちのトップなども通しやすくなっております。
こちらは手持ちのOld Blue Antique White Heartがなくなり次第
販売終了となります。
そして、こちらも
:: Bisbee x 金赤 ANTIQUE WHITE HEART ::
また昨年ご好評頂き
完売以来 多くのご希望のお声を頂いておりましたBisbee x 金赤。
前回程ではないものの金赤ホワイトハーツがある程度確保できましたので、
この度少量ではありますが再びお届けさせて頂きます。
このサイズに合うビズビーも残りわずかとなりましたので
今回がこちらは最後の生産になるかと思います。
嬉しいことにすでに着々と手元から旅立っております。
こちらもなくなり次第終了となりますので
この機会にどうぞ宜しくお願い致します。
すでに多くのディーラー様でも入荷頂いていますので
合わせてよろしくお願い致します。
お問い合わせはこちらから
以下Heishi x Old Blueの素材・Joclasについても
少し補足しておきますので是非ご参照ください。
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MATERIAL
< Old Blue Antique White Heart >
1900年代初頭のごく限られた期間に製造されたイタリアヴェネチア産 Old Blue White Heart 。
特徴としては筒形の形状をしており、赤以外では同時期に造られていた黄色やオレンジも同じ形状をしている。
逆に言えば筒形以外のホワイトハーツで、赤以外のものは古い世代のベネチア産ではなく現代のチェコ産の確率が極めて高いとされている。
色は明るいターコイズブルーから渋い色合いの緑に近いブルーと見た目にもそれぞれ微妙な違いを楽しめる。
現代品で市場に多く出回るスカイブルーやコバルトブルーのチェコ産とは明らかに違った深みのあるブルーを感じて頂けると思います。
< Heishi >
Heishi（ヒシ）とはサントドミンゴ族が代々得意として造られたアクセサリーに使用される貝や天然鉱物で造られた円筒状の小いさなビーズを差し、サントドミンゴ族の言語でShell(貝)を表す。
今回のプロダクトで使用しているものも1970年代にサントドミンゴ族によって組まれたヴィンテージヒシネックレスより採集したShellのHeishiである。
< Joclas >
Joclas(ジャックラス)とは元々、ナバホ族の言葉でイヤリングという意味を持ち、ターコイズをメインにシェル,コーラルなどで造らている。 イヤリングとして使わない時は写真(左)のようにネックレスの先端にJoclasの束をつけ首飾りとするナバホの伝統的なデザインである。またメディスンマンやリーダー達も身に着けることで知られ、セレモニーやダンスの時にも欠かせない正装時のネックレスでもある。
ナバホと交易関係にあった、サントドミンゴ族やズニ族などにも影響を与え、今日では多くのネイティブアメリカンの部族達に親しまれ、親から子、そして孫へと受け継がれている。
今回はこのナバホ伝統のJoclasに見られる最もポピュラーな色の配置を参考に、我々独自の解釈によりOld Blue Antique white heart Necklaceへと昇華しました。
photo & text : MEG