2015.9.30 KETOH
いつの間にか秋も深まる今日この頃いかがお過ごしでしょうか。
商品の紹介までこれだけ間を空けてしまったこと、心よりお詫びいたします。
それでは早速、リスペクトナバホなカテゴリー
other CHOOKEの説明より
-other CHOOKE-
インディアンジュエリーの原点とも言えるナバホシルバースミスのパイオニアたちの
手によって創られたトラディショナルジュエリーは、我々CHOOKEのスタイルにおいても
大きな源流の一つとなっています。
今回はそのようなトラディショナルナバホジュエリーのピースに着目し、我々独自の
エッセンスを加えたアイテムをお届け致します。
暑さも落ち着き、ファションを楽しむ今時期にこそ身につけて頂きたい物ばかりです。
まずは、ボウガードをモチーフとしたレザーブレスのご紹介。
Leather Brace Ketoh Style
“ケトー”もしくは”ボウガード”などとも呼ばれるナバホ伝統の弓あてはスペイン人より
銀細工がナバホに伝えられた当初より作られており、多くのデザインを目にすることができる。
今なお儀式などでも使われているこのケトーをモチーフとし、その存在感を落とす事無く
現代のシーンにおいて精神を受け継ぐべく製作したレザーブレス。
ベースとなるベルト部のレザーはホーウィン社のクロムエクセルレザー、バーガンディーを使用。
ワークブーツ用に仕立てられた最高級オイルドレザーをあえてさらに黒の染料で手染めし、
二次加工を施すことにより、使い込む程に味のある色むらと芯となるバーガンディーが
顔を出した時、さらにプルアップによる色化けを楽しむことが出来る。
また、シルバープレート部も日々切削しているオールドUSコインの端材を溶かし
インゴットを造り出した上で、1枚1枚切り出し、オリジナルの
スタンプワーク、レポセによる打ち出しなど創世記の技法に拘り、よりトラディショナルな
雰囲気かつスタイリッシュな佇まいを兼ね備えたものへとフィニッシュ。
ネイティブの戦士が弓を射るのに使うが如く、タフに使い込んで頂きたいレザーブレス
全3種
KETOH TYPE A
¥25000−(税抜)
名付けるとすれば ”Jay”
レザー 全長約210mm 幅約23mm 厚約3mm
シルバープレート 全長約45mm 幅約23mm 厚約1mm
他2種も同じサイズとなります。
KETOH TYPE B
¥25000−(税抜)
名付けるなら ”Stacy”
KETOH TYPE C
¥25000−(税抜)
名付けるなら “Tony”
トラディショナルな物をリスペクトし、生まれたデザインに近年の愛すべきカルチャーを
思い起こし、それらを反映する名を付けると言うのは、今を生きる我々CHOOKEが今後
見せていきたい物にも繋がるような気がします。
勝手に話がそれました。
さて、プレートサイドに記したコンチョスタッズ、アクセントが効いております。
昔のナバホの民も日常具への装飾を欠かしませんでした。
霊的な意味ももちろん多くあることでしょうが、何より彼らの心の豊かさを
感じずにはいられません。
後ろの留め部分は鹿紐と銀ビーズそして飾りの赤ビーズ
(ビーズは次回のブログで他のラインナップと共に全種紹介致します。)
革紐とビーズでの留めは慣れ親しんだ形からか、個人的には非常に落ち着きます。
しかしコンチョによるスナップ式にも変更可能なので実例は今後投稿したいと思います。
そちらに変更の場合料金は少しプラスとなりますので宜しくお願い致します。
それでは少し作業の様子を、
切削で必要な絵柄など切り出した後のコインの端材を溶かしている様です。
シルバープレートは100%コインシルバー、中々貴重と言われてますが、
我々にとっては理にかなったリユース
コインシルバーのインゴットが完成
適当に溶かしているようで、グラム、幅など計算して導かれた塊
ローラーをかけプレートへと切り出していきます。
切り屑と化したコインたちの新たな陽の目といったところでしょうか。
例の如くすタンプを打って行きます。
この辺りからすでにワクワクが止まりません。
打ち出し後のプレート
量産品には決して出せない雰囲気かと、
是非直接手に取って見て頂きたいこちらは、各ディーラー様でも
ご確認頂けます。
私もほぼ毎日着用し、いい味でてきました。
もう少し着け込んだ後、未使用との比較をお見せ致します。
ナバホにおいて必要だったが故に最も古くから作られているケトー。
誰もが身につけるが故に人とは違う様々なデザインが多く生まれたのだと思います。
我々CHOOKEの レザーブレスにおいてもスタンプのデザイン変更、
オーダーについても可能ですのでご相談下さい。
他には無いKetoh Leather Braceを是非。